凸凹な空気

Yahooブログから移行しました。

沖縄・黒島へ行ってきました

公私共々年末ということでいろいろたてこんでおりまして、なかなか記事を投稿する時間がとれていない最近であります。年始に予定している訪氷の準備もまだまだ・・・(^^;

さて、そんな中、沖縄の八重山群島の一つ、「黒島」へでかけてきました。今まで毎年のように出かけていたのだけど、昨年は行くことができず、実に2年ぶり。天気はほとんど曇り空だったけれど、寒い寒い首都圏を抜け出し、久しぶりにのんびりとした旅とすることができたのでした。

で、黒島です。おそらく大多数の人は名前さえ聞いたことないことと思います。沖縄の八重山・・・石垣・西表・波照間・小浜・鳩間、等々の島々は観光ガイド(パンフ)の見出し等に大きくでていたり、特別天然記念物の生息で有名だったり、(有人島において)日本最南端だったり、TVドラマの舞台になったり・・・と、各メディアで扱われることも多いのですが、黒島はというと、そんなものとは無縁の島なんですね。
(一時期、某超有名芸能人が滞在したことで一部の人の間ではかなり有名になったようですが)

黒島はどんな島か?
というと、地形的にはほとんど"真っ平ら"、島の標高の最も高い所でも十数メートルしかありません。島めぐりをするのも、自転車で楽々です。
島の産業は「牛」!これ一つと言っても過言ではありません。まぁ、たしかに若干の「観光」もあったりはしますけどね(自分は観光で訪れているわけだしね)。島全体が牧場のような感じで、見渡す限りの牧草地(一見、北海道の風景を連想させます)。そこにいるのが黒毛の牛・・・全て肉牛です。肉牛といっても、この島で牛肉の生産・加工・出荷を行っているわけではなく、牛の繁殖を行って子牛を出荷しているのです。生後12~15ヶ月でセリにかけられ、売られて行くとか。


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204420.jpg

12/13 仕事を定時で終わらせ大急ぎで帰宅、あらかじめ準備してあった荷物を持って急ぎ羽田空港へ。翌日の朝の便で出発できれば、こんなにあわただしい思いをせずに済んだのだけど、飛行機の予約が取れなかったので仕方なく。夜の便でとりあえず那覇に向い、そこで1泊の後に石垣行きの便に乗ります。
久しぶりに乗ったB747-400Dのアッパーデッキ。(降りる際、すぐ斜め後ろの席にパンツェッタ・ジローラモさんがいることに気づきました。TVで見るほど背が高くない感じでちょっと意外。)



https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204425.jpg

那覇で空港からホテルまでの往復に使ったモノレール(ゆいレール)。那覇到着時に乗った電車は終電1本前。←飛行機は遅れなかったけれど、終電にまにあうかドキドキ。



https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204430.jpg

石垣空港到着時に撮影。降りた飛行機から旅客ターミナルまで徒歩という空港も減りましたねー。



https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204443.jpg

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/28/c9/yama2005_04/folder/1483688/img_1483688_50997783_5?1198492523

石垣島から離島方面へ向う各航路の旅客ターミナル。今年になってから移転・新設となっていて、石垣島も2年ぶりの私は従前の乗り場に行ってしまって・・・
切符売り場がドコモショップになってる!?さらにもう一軒の売り場もフレッシュネスバーガーに?!
乗り場はどこ行ったぁ~??と、ちょっとばかり迷ってしまったのでした(^^;。あまり離れて無くて良かった.....
それにしても、大きく立派になってしまって...空港よりもはるかにキレイで機能的。ここまで立派な施設作っちゃって、売り上げと経費の収支のバランスがちゃんととれるんだろうか、などと余計なことも考えてしまったり。利用する側からみれば便利ではあるけれど、このせいで運賃が上がってしまうことがないように願うところ。



https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204436.jpg

石垣から黒島への定期航路は「八重山観光フェリー」、「安栄観光」、「石垣ドリーム観光」の3社が運行。共同運行ではなく、それぞれが独立した便を運行しているので、便によって運行会社が違う(当然、切符もそれぞれ)というわけ。でも、運賃は横並び。
往路乗った船は八重山観光フェリーの「サザンクイーン号」。
石垣から各離島への便は(各社とも)ほとんどが小型高速船によるもので・・・この高速船がめちゃくちゃ速い!
たいていの船が30~40ノットというすさまじいスピードで突っ走ります。普通のプロペラ船ではここまでのスピードは無理なわけですが、ここの船はサーフェスプロペラという特殊なプロペラを使って・・・難しいハナシは省きますが、要するに名前通りプロペラを水面で力まかせに回し、船体を推し進めるわけです。その際、プロペラで蹴られた海水が船体の後ろでアーチを描くという、独特の光景が見られるわけで・・・この、、海水のアーチを描く高速船群、この八重山地方独特の光景と言えます。
サザンクイーン号もそのサーフェスプロペラ推進、力いっぱいプロペラを回して海水を蹴散らし、40ノット近いスピードで海上を突進します。


https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204439.jpg

石垣港を出航後、波間をバウンドしながら突っ走ること二十数分で黒島に到着。
この島の港にも新しく浮き桟橋が出来ていて、乗下船が格段に楽になりました。
(写真の船は安栄観光のもの)