ホエールウォッチングツアー(2005年7月6日その1)
シンクヴェトリルでギャオを堪能した翌日、今回のメインイベントの一つ"ホエールウォッチング"ツアーへ参加した。アイスランドは夏の間、ホエールウォッチングツアーがあちこちで実施されていて、首都レイキャヴィークからもそのツアーは出ているのだけど、首都エリアのツアーでは比較的小型のミンククジラとかイルカの類がメインになるらしく、体長10mを超えるような大型のクジラとの遭遇確率は限りなく"0"に近いらしい。やはり、どうせ見るなら大型のクジラ・・・
そして見られるものなら地球上で最大の哺乳動物であるシロナガスクジラを見てみたい・・・そこで、そのシロナガスクジラとの遭遇確率が50%とというSnaefellsnes方面のOlafsvikから出ているツアーに参加した次第。
そして見られるものなら地球上で最大の哺乳動物であるシロナガスクジラを見てみたい・・・そこで、そのシロナガスクジラとの遭遇確率が50%とというSnaefellsnes方面のOlafsvikから出ているツアーに参加した次第。
まずは例によって、YHの前でピックアップしてもらってツアーオペレーター(Iceland Excursions)のオフィスへ。ここでバウチャーをチケットと引き替え、ツアーバスに乗り込んだ。
あまりすっきりとしない天気ながらも、バスはウォッチングボートの出発地であるOlafsvik目指して走っていく・・・
途中Vegamotで小休止・・・↓
途中Vegamotで小休止・・・↓
その後も54号線を突き進み、半島の峠を超えるとまもなくOlafsvikに到着。バスが港に入っていき・・・乗り込むのはどの船かなぁ?
と、ツアー参加の誰もが、乗るべきウォッチングボートを無意識のうちに探す・・・がそれらしき船が見あたらない。・・・???
と思っていると、ツアーガイド兼バスドライバー氏が
と、ツアー参加の誰もが、乗るべきウォッチングボートを無意識のうちに探す・・・がそれらしき船が見あたらない。・・・???
と思っていると、ツアーガイド兼バスドライバー氏が
"Oh! No boat."
へ?今、なんて言った??まさか・・・
しばらく港の桟橋で待たされたあげく、今回のツアーがどうなるかの結果が参加者に告げられる・・・
"申し訳ないが、ウォッチングボートは既に出発してしまっており、ここへは戻って来られない"と。
"ホエールウォッチングは不可能であり・・・以下略"
"ホエールウォッチングは不可能であり・・・以下略"
要するに、Iceland Excursionsの手配ミスで、今日ツアー客が乗船するという連絡がボート運航会社に届いてなかったらしい。ツアー参加者一同、冷たい沈黙。今日のツアー、一体どうしてくれるんだ、という視線がツアーガイドに向けられる。ベルギーから家族で来ていた人は、"たった5日間の予定でアイスランドに来てるのに、これで一日が無駄になっちゃったよ!"と抗議。そりゃそうだ・・・それは皆同じ気持ちだろう。自分なんか、極東からはるばる来てるんだよ。(自分以外は皆ヨーロッパ人)
ツアーガイドに対してむやみに詰め寄る人はいなかったけれど、皆重い雰囲気。今日のホエールウォッチングツアーは、この後、この地域を対象とした別のツアーに振り替えられることになった。もちろん、ツアー料金は全額返金。自分は2日後(帰国の前日)に実施される同じツアーに参加させてくれるよう要求した。
本来はここからウォッチングボートに乗る予定だったOlafsvikの港↓