凸凹な空気

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初めてのオーロラは機内から・・・

2004年の1月、オーロラを見るためにノルウェーに出かけた。目的地は(およそ)北緯70度の街、Tromso(トロムソ)。
直行便は(当然?)無いのでコペンハーゲンオスロ、2回の乗り換えがある。



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成田からスカンジナビア航空(SAS)で向う際、もしかしたら機内からオーロラが見えるかも!と期待して窓側の席を確保した。
成田発コペンハーゲン行のSAS便はシベリア上空を経由するため夏は日が沈まないけれど、冬は暗い所を飛んでいくのだろう・・・と思いこんでいたのだけど、うす暗くなる程度で、オーロラが見えるレベルまでは暗くならなかった。



ほぼ定刻にコペンハーゲンに到着。けど、乗り換え時間はわずか45分!
イミグレを通過し、急ぎオスロ行乗り場に向う。この便も窓側を希望しておいたのだけど・・・指定された席は窓のすぐ外側にエンジンがあって、そのエンジンしか見えない(泣)。
ちなみにMD-90型機。この飛行機の後方の席はこういう席があるんだよなぁ。ついてない...。
この日のオスロの気温、-20度。到着前にそんな案内放送があった。
予想外の気温の低さにびびってしまう(^^;。
オスロは既に夜、そして雪。乗り継ぎはブローテン(BRAATHENS)航空のトロムソ経由アルタ(ALTA)行きのB737-700(ウィングレット無し)型機。
この便も窓側希望・・・だけど、窓側指定出来ず。というのも、実はこの便はなんと自由席!
よって、どの席に座るかは乗客の自由、つまり早い者勝ちというわけ。幸い窓側席を確保できた。
オスロを離陸してしばらくすると機内に放送があり、ほとんどの乗客が窓をのぞき込む・・・もしかして?!

そう、オーロラが出現!
初めて見たオーロラは幾筋ものグリーンの帯状。機内の照明を若干暗くしてもらえたこともあって、とてもよく見える。
背筋がぞくぞくするような感動!!

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/28/c9/yama2005_04/folder/1480423/img_1480423_50315507_1?1194540014

この写真はその時に機内から撮ったもの。CANON PowerShot G5 にて1秒露出(ISO400相当に感度設定)。
下のほうに写っているのは飛行機の主翼とエンジン。