スウィーニー・トッド

なんだかバタバタしてしばらく更新が滞ってしまいました。はい、バタバタって、いつものことなんですが（苦笑）

久しぶりにシネコンで映画見てきました。「スウィーニー・トッド」、ジョニー=デップ主演の・・・この映画はどういうジャンルになるかな・・・R15指定ということで、かなりの流血シーン有り。
そして、ミュージカルです。流血ミュージカル、当然、かなりブラックな内容。昔（19世紀くらいかな）のロンドンを舞台にした復讐劇なわけです。ブラックなストーリー展開と過激なシーン（この場合の「過激」は一般的なR18指定作品のそれに非ず）の連続で、万人向きとは言い難いかなーと。"ハンニバル=レクターもの"がニガテな人はダメでしょうね。食前、食後の観賞はお避けください。

上映が始まって、「なぜミュージカル？」と最初は疑問だったのだけど、ストーリーが進むにつれてミュージカルにした妥当性というか、ミュージカルという演出を加えることによって作品全体が絶妙なバランスでまとまっているのが感じられました。
主演デップの気迫ある演技も「さすが！」と思わせます。ちなみに「悪役」を演じるのはハリーポッターのスネイプ先生（役を演じている俳優）。もちろん、独特の凄みを見せてくれます。デップと共に準主役を演じているヘレナ=ボナム=カーターもハマリ役。

かなり出来の良い作品（アカデミー賞ノミネートも納得）と思うのだけど、内容が内容だけに人に安心してオススメは出来ません。後味も悪いしね。

※
久しぶりに訪れたシネコンのチケット売り場で気づいたこと・・・シネコンのタダ券の有効期限が切れていたorz