凸凹な空気

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波浮

三原山登山目的で渡った大島、でも島に到着したその日は天気が芳しくなく、山は雲の中(だったと思う)。
翌日のほうが天気は良さそうな感じだったから、初日は三原山に登らずに島巡り。(このときは島に1泊の予定で来ていたのです)
土曜日の朝の高速船(ジェットフォイル)で大島岡田港に到着、予約しておいたレンタカー(トヨタ・ヴィッツ)で島をぐるっと時計回りに周回。
時期的には3月頃だったかな・・・椿の花をあちこちで見ることができたことを憶えています。島の一周道路の東側は見通しの悪いカーブの連続、道幅も広くはなくセンターラインも無い。そんな道路を南下していくと景勝地の一つ、筆島が姿を見せる。筆島とは言っても、海から突き出た細長い「岩」と言ったほうが正確。このような岩は全国のあちこちで見られるもので特別珍しいものでもないけれど、一応は車を停めて眺めてみる。(←写真、撮ったと思ったのだけどみつかりません)

筆島を後にして次は波浮に向かいます。「波浮の港」として有名な、水蒸気爆発でできた入り江のある界隈。波浮の港の入り江は大島の火山活動による水蒸気爆発で出来た爆裂火口の跡で、形成当初は海とつながっていなかったのだけど、その後の地震津波が原因で海とつながったようである。もっとも、船が通れるほどの大きさまで広がったのは人が行った工事によるのだけど。

波浮の港」を有名にした川端康成の小説「伊豆の踊子」の舞台にもなった「みなとや旅館」、現在では資料館として一般に公開されています。

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当時の建築様式をじっくり見ることが出来て興味深かった記憶が残る...



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そんな「みなとや旅館」のある界隈の路地裏・・・海辺の集落の独特の雰囲気・・・自分の家の廻りも昔はこんな雰囲気があったな、となんだか懐かしい雰囲気。



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そして、現在の港(入り江)の光景。ジェットフォイルくらいなら入港できそう。



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波浮の港の見晴らし台より、全景を望む。