凸凹な空気

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Tail slap

那覇発のホエールウォッチングの2日め。午前8時すぎにツアーオペレーターがホテルまでピックアップに来てくれる。
今日は昨日より風が強いみたい・・・なんて思ってたら、海上は予想以上に風が強く、船の揺れもちょい大きめ。この日のウォッチングボートは揺れに強いと言われるカタマラン・タイプ(双胴船)。さすがに横揺れ(ローリング)は少ないものの、縦揺れ(ピッチング)は防ぎようがなくけっこう揺れました。(酔い止め飲んでおいてよかった・・・)
那覇の港を出てから1時間弱ほとでクジラに遭遇、ウォッチングの開始です。ウォッチングのターゲットは「ザトウクジラ(Humpback whale)」、大型のヒゲクジラの仲間で、毎年冬になると沖縄の慶良間の海に繁殖と子育てを目的に遙かな北方の海からやってくるのです。昨日遭遇したザトウグジラは2~3回ブロー(息継ぎ:潮吹き)をするとすぐに深く潜ってしまう、あまり愛想の良くないヤツ(苦笑)だったけれど、今回のクジラはいろいろと楽しませてくれました。まずは「ペックスラップ」、胸びれを高く振り上げ、海面をたたきます。ザトウの胸びれはクジラの中でも特に長く、その長さは4mにも達するほどで、よく目立ちます。ちなみに、ザトウクジラは体長15m、体重30tに達します。大きいですねー。
そして、「テールスラップ」、尾びれで海面をバシバシ叩きます。その海面を叩く音がウォッチングボートまで聞こえてきて・・・この時のテールスラップは数分間にも及び、かなりの見応え!
ボート上ではみんなすごいすごいとはしゃいで、カメラ持ってる人は撮影にも忙しく・・・皆、にんまり(笑)
そしてそして、テールスラップとペックスラップを繰り返すだけでなく「スパイホップ」(頭を海面からにょきっと突き出す)も!
そ・し・て!!
「ブリーチ」(ジャンプ)!!まで披露してくれました。拍手喝采
たった半日のウォッチングでペックスラップ・テールスラップ・スパイホップ・ブリーチと、ここまで見られることは非常に稀なケースで、少々波が高くボートの揺れが大きいとしても、今回のウォッチングツアーに参加できた幸運に感謝!なのでありました。いやぁ、ホントよかったぁ~・・・\(^^)/


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尾びれを上げて・・・

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海面を叩きます!