凸凹な空気

Yahooブログから移行しました。

夏の行き先 その2

旅行代理店にて北欧方面(とりあえずはコペンハーゲンとして)の格安航空券をあたってみたところ、比較的安い運賃のものは全て満席、直行便についても希望する期間のものは満席・・・と、代理店扱いの航空券は一旦あきらめました。あとは航空会社が直接販売している割引チケットを探すことになるわけだけど、そもそもこの時点で目的地をハッキリ決めていないのです。
当初、今年の夏は北欧・・・スウェーデンノルウェーにかけて走っている、ヨーロッパ最北と言われる(本当かどうかは未調査)鉄道に乗ってみたいな、と思っていたのです。ストックホルムから列車に乗り、アークティックサークル(北極圏の境目)を通過し、スウェーデンノルウェーの国境付近には雄大フィヨルドの光景が広がり・・・何度か「世界の車窓から」でも紹介されている路線で、ずっと前から乗ってみたいなぁ~と思っていたわけで。
だったらそこに行けばいいじゃないか。と言われそうですね。
そうなんです。そうなんですが・・・迷ってしまったんですね。これが(^^;。
というのも、今まで高い高いと言っていた、アイスランドクローネ(isk)の為替レートが急激に下がったからなんですよね。iskが急落したと言っても、日本円と比較したらまだ高いわけなんだけど、それでも今年の冬の1isk=1.8JPYからみたら、1isk=1.3JPYというのはかなり魅力的で、アイスランドにもまだまだ行ってみたい所もあるわけだし・・・iskの値下がりというチャンスを生かして今年もアイスランドへ行ってみるかな・・・と。
ところが、そうこうしているうちに iskがじわじわ値を戻しはじめ、今では1isk=1.43JPYに上昇。実際に出かける頃には元に戻ってるかもしれない・・・。アイスランドも、最北(本当かなあ?)鉄道も、どちらも相当に魅力的で・・・と優柔不断していたら!

次々に航空会社直販モノの低価格(←と言っても夏の旅行シーズン、相当なお値段です)チケットに売り切れが続出、選択肢がだんだん狭まり・・・(‥;

やはり、初心貫徹、スウェーデンノルウェーを目指すことにしました。
スウェーデンノルウェーならば、確保する航空券はコペンハーゲン行きよりも、ストックホルムオスロ行きが好都合・・・ということで、この2都市へのチケットをネットで探し回った次第。けど・・・燃油サーチャージの料金かなりが高いですね。どこの航空会社も片道あたり2万円程度・・・
これの往復と、空港税で5万円近くなってしまうことも珍しくありません。まぁ、これはオスロストックホルムに行き先を決める前からわかっていたことなんですが・・・(--;。
東京(成田)からオスロ、またはストックホルムまで、SASもルフトハンザもKLMもエールフランスJALANAもどれも21~23万円(燃油料込み)という価格。フィンエアは割引額の大きなチケットは売り切れで、30万円オーバーのものだけ・・・これは論外。アエロフロートは不安だし、BAは出かけるのが7月ということもあり、3年前の嫌な経験を繰り返したくないから、これも除外。さぁてどうしようか・・・。

素直にSASで行こうかな、と思っていたところで何気なく見た中東のエアラインのサイト。昨年、チューリヒの往復に使ったエミレーツスカンジナビアに路線を持っていないし・・・カタールも・・・え?カタール航空ストックホルムに就航してる?!カタール航空のサイトにあるルートマップには"Stockholm"の文字。早速、価格とスケジュール、そして空きを調べ見ると・・・満席ではなく、料金も燃油サーチャージ等を含んで166,850円!(関空~ドーハ~ストックホルム)
カタール航空の評判も悪くないみたいだし、ドーハでのトランジット時間が長く、ヨーロッパ系航空会社よりも1日余計に時間かかるけど5万円も安いというのは魅力的。
よし、これで行ってみようか・・・と東京(羽田)~関空~ドーハ~ストックホルム(←羽田~関空全日空コードシェアしてるようです)で予約しようとサイトのフォームに入力したら・・・何度やってもエラーに。羽田からの便はネット予約不可ということなんだろうな・・・。
そこで、再びJTBに電話・・・
"○月○日、羽田から関空経由でストックホルムまでカタール航空で1名、予約の空きと料金を教えて~"
結果、料金は全て込みで162,650円、空き有りとのこと。もちろん、申し込んだわけです。関空からのネット予約より若干安く済んだしね。

中東のエアラインは北欧に路線を持っていないとの思いこみがあって、全くノーチェックだったカタール航空。安いチケットが手に入ったのはいいんだけど、今度は新たなハードルが・・・。

長くなったので、これはまた次回(^^;