凸凹な空気

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美味しい?「しろくま」

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日本航空の国内線に乗ったときの小さな楽しみ・・・機内誌「SKY WORD」に連載されている、浅田次郎のエッセイ「つばさよつばさ」。
飛行機の機内誌というものは、総じて広告ばかりで(それが目的なんだろうけど)イマイチ面白く無い。好きな旅行先の記事が載ってたりすると、お!と思いつつ読んでみるけれど、誌面の都合ってやつで十分な情報量がなく、中途半端。そんな機内誌なんだけど、前述のエッセイは実に面白く、「SKY WORD」を手にすると真っ先に当のエッセイのページを探す自分がいる。機内誌のエッセイとは言っても、その内容は飛行機にちなんだものというわけではなく、その時々に著者が感じたこと、興味があることが題材になっていて、だれでもが気軽に読める内容のもの。文章そのものもとても読みやすく、著者の言わんとしていることがすんなりと入ってくる・・・著者は文章を書くプロ、作家なわけだから、文を書くのがうまくて当然といえば当然なのだけど、中には一般の読者にとって難解な表現を好んで使う作家というものもいるけれど、このエッセイはそんなこともなく・・・自分も、こんな文が書けたらなぁ、と思う。←ムリだ!@爆○スランプ風(笑)

んで、今週末に乗ったJAL機内で読んだそのエッセイのテーマがタイトルの「しろくま」。
今回掲載のエッセイの冒頭で、著者は「暑いのは苦手だ・・・」というようなことを書いている。なんか、以前にも似たようなテーマのものを読んだような・・・そういえば、昨年の今頃もその機内誌に寄稿したエッセイに「暑いのは苦手だ・・・」というテーマのものを書いていたっけか。
著者はよっぽど暑いのが嫌いと見える。
(関係ないけど、自分は寒いのが大嫌い)
そんな著者が夏の鹿児島~熊本に出かけた時の顛末がエッセイとして書かれているのだけど、その中で重要なキーワードになっているのが「しろくま」で。
しろくま」、動物の白熊ではなく、鹿児島の名物カキ氷である「しろくま」。エッセイでは、著者が好きであるという「しろくま」を食べ損ねて悔しいということが書かれていて・・・その「しろくま」はどんなものかというと、パッションフルーツと練乳が使われているカキ氷らしい。パックに詰められた「しろくま」は鹿児島でなくとも手に入るらしいのだけど、パックになっていないもののほうが断然美味しいということで、甘党としては気になるところ。

帰ってからネットで検索してみると、わんさかと出てくる出てくる「しろくま」(笑)。
ひとくちに「しろくま」と言っても、エッセイに出てきたパッション&練乳だけではなくいろいろなトッピングのものがあるようで。でも、鹿児島は遠いな・・・と思っていたら、出張販売というものもやることがあるらしい。直近のものでは、10/16~10/22東急たまプラーザ店、九州物産展にて。
むむ・・・にわかに涼しくなってきた首都圏ではあるけれど、たまプラか・・・行けないことは無いなぁ(^^;。