アイスランドの歩き方？

※写真は記事の内容とは一切関係ありません。

海外旅行の定番ともいえる、ダイヤモンド・ビッグ社発行の「地球の歩き方」シリーズ。これのアイスランド版が出たという記事を某アイスランド好きな方のブログで読んで、早速、書店にてその内容を確認してまいりました。

今回発行されたガイドブックは、「地球の歩き方　GEM STONE」シリーズというもので、いわゆる「歩き方」シリーズとは別系統のシリーズ本。中身も、「地球の歩き方」シリーズとはちょっと違う・・・既刊の、日本語で書かれたアイスランドのガイドとして有名な日経BPの旅名人シリーズに似た構成で、アイスランドのガイドブックはこれ１冊でok!というにはちょっと力不足かな。アイスランド各地の観光ポイントをほぼ網羅しているのだけれど、そこに行くにはどうやって行けばいいのか、現地の宿、レストランの位置等の情報が乏しく、ちとキビシイ。やはり、現地での「動き方」の検討に使えるガイドブックとしては、(現在は日本語版が無いけれど)"lonely planet"が一番。けど、旅名人シリーズより写真が多く、現地の様子がより具体的に把握できそう・・・そして"lonely planet"はほとんどが文字情報で写真が乏しいから、これら２冊を組で使うと、日本で手に入るアイスランドガイドブックとしてはおそらく最強でしょう。

ただ、発行されたばかりのガイドブックではあるけれど、写真が最新というわけではないのが惜しい。

そして、アイスランド関連本としてもう一つ。
これはまだ未確定なのだろうけれど・・・。

風景写真家として著名な「竹内敏信」がアイスランドの風景写真集を出版するべく、現地の写真を撮りためているらしいのです。月刊のカメラ雑誌「アサヒカメラ」の最新号の168ページに、氏が撮影したヴァトナ氷河の写真とともにこのことが書かれています。平原に立つ民家に迫る氷河、実に迫力のある写真です。興味のある方は書店の近くを通りかかったときにでも見てみてください。

「竹内敏信」の風景写真は好きだから、氏のアイスランド写真集が出たら迷わず買っちゃうだろうな～。