凸凹な空気

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機内でスマホGPS

前回の投稿の続きです。

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スマートフォンで飛行機の速度を測定」を実践してみました。やはり、GPSはきっちり動いてくれまして、速度の測定は可能という結果を得ることができました。けど、飛行機の窓が小さいからだと思うのですが、GPS波の受信がとぎれることが度々ありました。窓側の席でこういう状況ですから、飛行機の速度をスマホで測るというのは窓側の席でないと無理がありそうです。

今回利用したのは、羽田~長崎の便。もちろん、往復の利用です。

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飛行機はB737-800型機、ジェット旅客機としては小型の部類に入る機種。巡航速度はジャンボ機やB777型機と比べると遅めだけど、国内線ではあまり影響のない程度の速度差というところです。
で、その測定結果は・・・

羽田→長崎 650km/h

「操縦席からのご案内」で、
「強い向かい風を受けまして、対地速度650キロほどで飛行しております・・・」
と機内放送がありましたから、スマホGPSも正確な値を示していることがわかりました。


長崎→羽田 1150km/h

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往きの便とはずいぶん違う数字が。
速度差が500km/hもあるということは、上空の気流は西から東へ250km/hものスピードで流れているということになりますね。まぁ、もっとも同じ日に乗ってるわけではないから、250キロきっかりということでもないでしょうが・・・。250キロというと、
およそ70m/secというすさまじさ。風速70mというと、たしか宮古島風力発電機の風車が倒壊したときに記録された台風の風速に匹敵します...。

ところで、実は「機内モード」使用について問題が一つ。

実際に飛行機に乗るまえに、機内モードを試してみたのです。
巡航中は電波を出さないデジタル機器の機内使用が認められているものの、離着陸時は原則的にデジタル機器の利用は不可・・・ということは、スマホ機内モードにして乗り込んだとしても、デジタル機器使用okが出るまでは電源をoffにしなければならないわけです。そこで、機内モードの状態で電源をoffにして、再び電源をonにすると、
機内モードではなく、通常モードで起動・・・(‥;

結局、機内モードって言ったって、機内で使えねーじゃん!

という事態。

というわけで、飛行機に乗る前にSIMカード取り外しです。

SIMカードを抜いてしまえば、通信電波を出そうにも出しようがないから、言ってみれば強制機内モードというところでしょうか。

それにしても、いちいちSIMを抜き差しするのはめんどう・・・なんとか機内モードで起動させることはできないものか。ま、そこまでして機内でスマホを使う必要があるのか?と問われれば、それほど必要ではない、ということになるんでしょうけどね(^^;