凸凹な空気

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デジカメとメモリーカードの組み合わせ

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デジカメのメモリーとして使われる、SDカード。販売開始当初、割高だった価格がどんどん下がり、いつのまにか単位容量あたりの単価もコンパクトフラッシュより安くなってきた。今まで、その単価の安さでマイクロドライブを使ってきたけれど、それさえも下回る価格になってきていて、今後はSDカードかなぁ、なんてことを考えてみたり。
そこで、(その、安い)SDカードでどの程度の(読み書きの)スピードが得られるのか気になって、テストをしてみた。

使用するカメラは、CANON EOS kiss D(初代)で、AFをOFFにして連続撮影モードにセット。
それぞれ同じ被写体に対し、連写の限界である4コマを連続撮影。
シャッターボタンを押してから、4コマ撮影後、メモリーカードアクセスランプ消灯までの時間を計測した。
(シャッター押下後~アクセスランプ消灯までの時間)

結果は次のとおり。
左から、テストに使ったメモリーカード・メーカーが公表している(最大)転送速度・テストの結果(所要秒数)を示す。

HGST マイクロドライブ6GB 33MB/s 33s
ハギワラシスコムCF256MB(Vシリーズ) 約1.4MB/s 26s
PQI CF4GB 15MB/s 31s
ハギワラシスコムSD2GB(Tシリーズ) 5MB/s 27s
ハギワラシスコムSD512MB(Tシリーズ) 2MB/s 27s
(SDカードはハギワラシスコムコンパクトフラッシュSDメモリーカードアダプター(転送速度最大3.3MB/s)に装着して使用)

結果を見ると、メーカーが公表している転送速度と実際の所要時間の関係がバラバラで、しかも最も早いと思われたマイクロドライブが最も遅く、逆に所要時間が長いと思われたハギワラの256MBが最速という意外なデータが得られた。EOS kiss DとSDカードの組み合わせも、今回の結果を見る限りでは何の問題もなさそう。

なんか、メモリーカードの速度にカメラ側のインターフェースが追いついていない、という気もするけど・・・最新型のデジカメで同じようなテストをしたら、全く違う結果になるんだろうなぁ。