凸凹な空気

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2006/07/01(土) レイキャヴィーク到着

2006/07/01(土) レイキャヴィーク到着

ほぼ定刻にコペンハーゲンを出発したアイスランドエキスプレス機、特に大きな揺れにも遭遇せずにケプラヴィーク空港に到着。
今回も昨年同様、Flybusにてレイキャヴィークでの宿(YH)へ向う。空港を出る頃は日付が変わろうとする直前なのだけど、北極圏に接してるアイスランドは薄暗い程度で「夜」という感じを受けない。前回は到着早々雨だったけれど、今回は曇り。黒々とした溶岩の平原の中の1本道をバスはレイキャヴィークへ向けてひた走る。YHに着いた時、時刻は午前1時をまわっていた。
とりあえずチェックインを済ませ、指定された部屋に落ち着く・・・までにちょっとハプニング。YHはご存じの通りドミトリー(相部屋)の宿、真夜中なので既に寝ている人を起こさぬよう、そぉ~っと部屋に入る・・・のだが、しばらくすると部屋の中のちょっとした違和感に気づいた。6人部屋なのだが、同じ部屋の人たち・・・寝ている後ろ姿、そして荷物、どう見ても女性なのだ。しかも全員。
マズイ!何を間違ったかチェックイン担当に(間違いで)女性部屋を指定されてしまった!!
痴漢に間違われないうちに再びチェックインカウンターに赴き、部屋を確認してもらう。すると窓口氏、パソコンのモニター(予約受付管理画面)を指さし、"ここにあなたの名前があるでしょう、間違いではない。No ploblemだ。"と言う。たしかに、指定された部屋番号の欄に自分の名前がでていて、性別も"Male"で間違っていない。それでも納得できないでいると、"Mixだ"という。つまり、男女混合。唖然としながらも、仕方ないのでおとなしく部屋にもどったのだが・・・やはり、痴漢に間違われはしないかと、なかなか落ち着かなかった。
その翌朝、当然といえば当然なのだが、同じ部屋の女性と顔を合わせてしまう・・・こっちはどう対応したものかと(別に悪いことをしているわけではないのだけど)、かなりドッキリとしたが、相手はごく平然と"Good morning." 部屋を出る人もいたって普通に"Bye bye."と声をかけてくる・・・怪訝な顔をされることも、疑いの目で見られることもなかった。
YHは全世界的に男女別の相部屋だと思っていたのだが、どうやらそれは間違いのようである。後で聞いた話では、ヨーロッパのYHでは「よくあること」らしい。日本のYHではこんなことありえないのだけど・・・でも、昨年も同じレイキャヴィークのYHに泊まったけれど、こんなことはなかったんだがなぁ・・・。

さてさて、アイスランドの第1日目は時差ぼけの調整もかねてレイキャヴィーク市内をぶらついてみることにする。
まずは今回も観光案内所へ行ってみよう、というわけでYH前から中心街方面へ向うバスに乗った。レイキャヴィーク市内の路線バスはほとんどがノンステップバスで、大きな荷物を抱えた旅行者にとっても、これはとてもありがたい。昨年も半数以上のバスがノンステップ型だったけど、今年はさらにノンステップ率がぐっとあがったようで、従来からの旧型バスはあまりみかけなかった。

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昨年、私が旅から帰った直後に市内バス路線の大幅な改正があり、YH前を通るバス路線も大きくルートが変わった。レイキャヴィークの長距離バスターミナル"BSI"に、YHから乗り換えなしで来ることができる。

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写真の、"BSI"の建物の向こう側はレイキャヴィークの国内線空港(グリーンランド行の発着もあるようである)。ただし、空港ターミナルはそのさらに向う側・・・YHからだと乗り換えが必要。