凸凹な空気

Yahooブログから移行しました。

ATOM330マザー組込みで・・・

調子の悪い、現在使用中のPC。メインボード(マザーボード)上の部品の不具合が見つかってからまもなく2年・・・よくここまで持ちこたえたなぁ、と思う・・・
というより、早く代替品を用意しろ!という状況なんですが(^^;

昨年の春に、代替のPCを組み立てるべく集めたパーツ群・・・その後すぐに始まった、家の工事のあれこれに時間を奪われ、今まで全く組み立てに手つかず。最近になって、ようやくPCいじりにも時間をとれるようになり(ブログ更新ペースは相変わらずのスローペースながら)、PCの後継機を用意する体制が整ってきたのです。そこで、後継PCをくみ上げようと重い腰をあげたのです。が・・・既に用意してあるパーツでなく、また別にパーツを用意して、それを先にくみ上げることに。
理由はこの際、棚上げ(^^;
むろん、以前買ったパーツも組んで、PC2台体制にするつもりですよ。

とりあえず組み立てにとりかかったのは、省電力が売りの新しいプロセッサ、インテルの"Atom330"搭載のMini-ITX仕様マザーボードを使ったシステム。省電力というスペックを得るため、プロセッサとしてのパフォーマンスが相当犠牲になっているとはいえ、ちょい前のCerelonと同程度の性能を持ってるとのことで、普段、最も使用頻度が高い、Webのブラウジングやオフィス等のビジネスアプリを使う程度であれば特に問題になるようなことも無さそう。デジカメの画像をいじるのには向きそうもないけれど。で、このマザーを収めるケース・・・せっかくMini-ITXという小型のボードを使うのだから、ケースも省スペースのものを、と選んだのがDiracの"サイレント・アルファ"。ケース本体が小さくて、HDDは2.5インチしか内蔵出来ず、CD/DVDドライブも外付けになっちゃうけれど、昔使っていたPCから抜いて捨てずにとっておいた内蔵型CD/DVDドライブがあるから、これにUSB変換ケーブルをつないで使えばokと考えたのだが・・・
このせいで、後で悩むハメになるとは全く気づかず。

マザーボードのサイズギリギリというケースサイズのため、ボードをケースに納めるのも楽ではなかったけれど、なんとかケース内に固定。さて、次はケーブルを繋ごうか、というところで問題発生。Mini-ITXもケーブル・コネクタ類は普通のATXともちろん同じ。Atomプロセッサのボードも、現行の新しいATX規格に準拠しているのだが、ケースに付属の電源基板に繋がった電源ケーブルが古い規格のもの。つまり、そのままではボードには接続できない...orz。
まさか、こんなワナがあったとは。とはいうものの・・・

ケースのメーカーのサイトには、当該ケースに「New」のアイコンが踊っているんですが ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ........

現行のATX電源規格だって、最近できたばかりというわけでもなかろうにっ!
・・・といっても何もはじまらんし、目の前の現実をどうにかせざるを得ず、変換コネクタ(ケーブル)を新たに調達してなんとか電源を繋ぎ込む。

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CD/DVDドライブを内蔵できるほどの空間がケース内に無いので、ケースを閉じる前にCD/DVDドライブを繋いでOS(Windows XP)をインストール。それにしても・・・電源コネクタの変換コネクタ(ケーブル)を4つも使うことになってしまい、ケーブル(電線)がもうこのとおりぐっちゃぐちゃ(--;

予想通り、これらのケーブル類をケースに納めるのに、再び一苦労。なんとか納まったものの、ごちゃごちゃしたケーブルがケース内のエアフローを相当妨げているんだろうなぁ・・・低消費電力(=低発熱)のプロセッサだからいいようなものの、そうでなかったら、熱暴走して使い物にならなかったかも?!・・・・・

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/askja/20191026/20191026204050.jpg

ケースを組み上げた後、CD/DVDドライブはIDE-USB変換ケーブルを使って接続、外付けのドライブとして使うことになるわけで。早速、USBコネクタにつないだCD/DVDドライブ使ったデータの移動を試みる。

・・・・・・・?

USBケーブルを繋いでも認識しない?
エクスプローラを開いても、ドライブとして認識出来ていない。

イジェクトボタンを押しても、ディスクトレーが開かない。

ケーブルが抜けかかっている??・・・いや、そんなことはない。

まさか、故障?ついさっきまで動いていたのに??

いや、ついさっきまで動いていたのだから、故障というのも考えにくい。マスター・スレーブを設定するジャンパーピンの設定も間違ってはいない。もしかして、電源の電圧が低いのか?
テーブルタップを2つ繋いだ先のコンセントだから、電圧が不安定? と思って、壁のコンセントに繋ぎ換えても変化なし。

・・・まさか・・・

CD/DVDドライブに電源を供給しているACアダプタのスペックを確認してみる・・・12V,5V共に2A。
これに繋がっているCD/DVDドライブの消費電流を確認してみる・・・12V 0.7A,5V 2.0A。

これかぁ~!!(‥;

5Vの所要電流が2.0Aなのに、電源アダプタの5V出力も2.0Aで全く余裕がない。おそらく、さっきまでは電流の供給可能限界に近いところだったんだろうな・・・接続方法がIDE直接からUSB変換ケーブルに変わったというだけで、微妙な消費電流の違いに電源アダプタが耐えられず、電圧ドロップを起こしたと。
手元にもう1台あるCD/DVDドライブの消費電流も確認してみる・・・12V 2.0A,5V 2.0A・・・お話にならない。それでも、もしかしたら・・・と変換ケーブルに繋いでみても、やはり動かず。.......ダメだこりゃ(--;。

で、さらに再び・・・電源容量の大きい電源アダプタ、もしくは低消費電流のCD/DVDドライブを求めてパーツショップを巡回するハメに。目的のモノがなかなか見つからず、途中めげそうになりながらもなんとか低消費電流のドライブを発見。12V 1.5A,5V 1.2Aのマルチトドライブ(ASUS)。

そのドライブをUSBで繋ぎ、これでダメだったらどうしよう、などとドキドキしながらPower on.
デスクトップのタスクトレイに"・・・使用する準備ができました。"のメッセージを見てほっと一安心。(^^;

これで、あとはデータ移行して、アプリをインストールして・・・なんとかPCの移行の目途がたったという状況。

ケミコンの頭がバクハツしそうなPCの運用を早いとこ終わらせなければ・・・・・。