凸凹な空気

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待ちぼうけ

アイスランド二日目(2回目の朝)、今日はブルーラグーンへのデイツアーで温泉三昧!!
の予定。ブルーラグーンは昨年も行ったけれど、広い空の下での巨大温泉プール(笑)は、やはり気持ち良いもので・・・天候・道路状況等により行動が制限される真冬のアイスランドにおいては貴重なレジャー施設でもあり・・・今年も行ってみようと、前日にツーリストインフォメーションで予約を入れておいたのです。
今回も、前回と同じくReykjavik Excursionsのツアーで、そのツアーのピックアップに間に合うよう準備を整え、朝食を済ませ、ロビーでピックアップをしばし待つ・・・。

ピックアップ予定時刻にホテル内に入ってくる男性一人。よし、迎えがきたぞ。
と、その人に声をかける。が、・・・・・なぜ「何?」というような顔をする??


あ、人違いね・・・(恥)


んで、またしばし待機。


10分経過・・・・・・・


20分経過・・・・・・・もしかして、忘れられてるか??


30分経過・・・・・・・絶対に忘れられている!

・・・ということで、Reykjavik Excursionsのオフィスに電話してみた。
アイスランド語はもちろん、英語もダメな私。できるかぎり電話はかけたくないのだけど状況がそれを許さない。たどたどしい、あっているかどうかさえ疑わしい英語で、とにかく「予約したけどピックアップが来ないよ」と自分なりに話しかけてみる。
電話の相手の言うことをなかなか聞き取ることが出来ず、何度も何度も聞きなおし、しどろもどろになりながらも、なんとか、こちらの言いたいことが伝わったような雰囲気で1時間後の次の便のピックアップを再び待つ・・・。

で、ピックアップ予定時刻から10分経過・・・・・20分経過・・・・・。

くそっ、わかってもらえてなかったか・・・。
この時点で、この日のブルーラグーン行きを断念せざるを得ず(これよりも遅い便でも行くことはできるのだけど、帰りの時刻が遅くなってしまって、この日の夜に予約してあるオーロラツアーに間に合わなくなってしまう)、さらに電話ではらちがあかないので
Reykjavik Excursionsのオフィス(BSIバスターミナル内)に直接行き、返金してもらおう、
とホテルを後にする。

予約をすっぽかされてイライラしているから自然と早足になってしまったりもして、30分ほどでBSIバスターミナルに到着。Reykjavik Excursionsの窓口でバウチャーを見せ、
「予約したのにピックアップに来なかった」と告げる。と、窓口担当はなにやら端末をたたいた後に(予約が)リストに無いと言う。次の便に乗るか?と聞いてきたから「もう時間が無い。返金してくれ。」と言うと、返金はバウチャーを発行したツーリストインフォメーションだ、と。「ここで返金出来ないのか?」と言うと、"No."とキッパリ。
言葉がわかれば、捨て台詞のひとつでも吐いてやりたい所なれどそうもいかず・・・再び
さらにイライラを募らせながら30分ほど歩いてツーリストインフォメーションへ。

ちなみに、ここである。

「このツアー、ピックアップに来なかったから返金してくれ」というと、
端末をたたく窓口担当・・・やはり、リストに無い、と。コンピューターがロストした、
というようなことを言う。けど、ロストしたのはコンピューターじゃなくてあんたたちだろ?
明日のツアーに予約変更するか?なんてことを言ってくるけど、明日は明日で別の予定があるわけで、予約変更ではなく返金を要求。すぐに返金の手続きをしてもらったわけだけど、Reykjavik滞在3日間のうち1日を棒にふってしまったわけで、イライラはおさまらない。この時点ですでに12時をまわっており(13時近かったかも)、まずは昼飯でも食べて気を落ち着かせるか・・・と、昨年食べ損ねたエビのスープ屋へ。

(エビスープの話はまたのちほど)

イメージ 1
で、気を取り直してReykjavik市内を歩き出す・・・まだ行ったことのない、市庁舎の西側からTjornの西岸を経由してReykjavikの南海岸方面へ。空は朝から雲が多かったのだけど、国内線空港の滑走路脇にさしかかった頃から雨がポツポツと・・・しだいに降り方が強くなり、ほどなく本降りに。とは言っても雨宿りをする場所があるわけでもなく、後戻りをしようにも、すでに中心街からはそれなりに離れてしまっているし、ずっと降り続くとも限らず、そのまま歩き続ける。折りたたみの傘もあるにはあるけど、それを使う気にもなれず・・・以前、アイスランドで傘をさしたとたん、風にあおられて傘の骨が折れて使い物にならなくなってしまったことがあったりもして・・・。

イメージ 2


ずぶぬれになりながら、人気の無い海岸線を歩いていると、もう、なんでこんなことをしてるんだか、悔しいやら情けないやら・・・。途中からはヤケクソになって歩いているだけで、楽しくもなんともなく、廻りの光景もロクに眼に入らず。

イメージ 3

Reykjavik南岸にある、温水を利用したレジャー施設。
温水を流し、水温を高めて泳げるようにしてあるんだとか。冬の間は当然休みなんだろうなぁ・・・プールも水を抜かれているし。

この後は、ペルトランで休憩の後にホテルに戻ったのでした。

・・・ほとんど無意味な一日orz...

こんなトラブルがあったとしても、せっかく遠くにきているわけだし、雨が多いというのもこの国(島)の特徴なわけだし・・・クサるなんてことをせずにキモチを切り替えるということが出来ない自分がすごく嫌になった一日でもあり・・・いいトシして大人になりきれていない自分に呆れたりも。反省。