凸凹な空気

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日米友好祭(YOKOTA 2009)

太陽は厚い雲に隠れていたけれど蒸し暑かった土曜日、米軍横田基地に出かけてきました。

"YOKOTA friendship day 2009"・・・・・年に一回の基地公開日。

実を言うとこの日、でかけようかどうしようか迷っていたのです。仕事は休みが確定していたものの、なんとなく家でごろごろしていたい週末だったのですが・・・その前日に見たニュース記事「横田基地にF22が来た」というのを見て、出動決定(^^;。

とはいっても、朝寝坊してぐずぐずしていたために、昼過ぎの出発・・・出遅れの感もありますが、なんとか飛行機の展示が終わる前に到着。

今回の「お目当て」の"F-22(ラプター)"、米軍最新鋭のステルス戦闘機、従来型戦闘機の数倍という調達価格のため、当局も当初の配備計画を大幅に縮小せざるを得なかったというシロモノ。
おそらく、この日に展示されていた軍用機の中でも最も高額な兵器だったのではないかと。
そんなF-22、1機だけだろうと思っていたら、なんと2機も!
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さすがに話題のF-22、今回の一番人気で人だかりがすごかった。
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機体両側にあるエンジンのエアインテークも含め、ボディ下半分の「角度」がその後ろに見える尾翼の角度とぴったり一致しているあたり、やはりステルス機なんだなぁと実感させられますねぇ。欲を言えば、機体の後ろ側も見たかったなぁ。


今回のYOKOTA friendship dayは、このF-22が最大の目玉だとはいえ、他の展示機も興味深いものがいろいろ・・・
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これ、パッと見だと「どこ」を写しているんだかよくわかりませんが・・・
実は米軍最大の輸送機「C-5(ギャラクシー)」の内部なんです。機体の前からも後ろからも大型の貨物(機材)を出し入れできる構造になっておりまして・・・さすがに、内部も広々。これで大型戦車2台を一度に運べるのだとか。
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ちなみに、この輸送機の導入にあたっては航空機メーカー数社が競争したわけなんですが、その競争に勝てなかったボーイング社が、この輸送機向けの設計・技術等を転用して実用化したのがB-747・・・いわゆるジャンボジェットである、というのは飛行機ファンの間では有名な話ですね。

そして、こちらは米軍の最新型輸送機(たぶん)、「C-17(グローブマスター)」。
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"C-5"ほどの大きさは無いけれど、新型らしくC-5よりも内部が洗練されている感じがします。
人数限定でコクピット見学を受け付けていたようなんですが、残念ながら私が行ったときは既に締め切り後・・・。

米軍基地のイベントながら、自衛隊機もいくつか展示されていました。
その中でも特に目を引いたのがこれ↓
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新聞・ニュース番組でも目にする機会が多かった、この独特のカラーリングを纏った機体。
そう、イラクに派遣されたC-130輸送機。その評価はともかくとして、実際にイラクで活躍し、無事帰ってきた機体だと思うと、なんだか感慨深いものが。