凸凹な空気

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重い荷物を携えて坂を上る

今回の訪氷の一番の目的地は大雑把に言ってMyvatn(ミーヴァトン)周辺なのだけど、レンタカーを使わず公共の交通手段での移動となると、バス等のスケジュールの都合により、Reykjavikとの往復の途中で
Akureyri(アークレイリ)、もしくはHusavik(フーサヴィーク)での宿泊を余儀なくされるわけです。例外はあるにしても。
で、私もMyvatnに向かう前日、Akureyriで宿をとることにしたわけなのですが...。
予約した宿は"Hotel Edda Akureyri"、Akureyriがアイスランド北部地域で最も大きな街だといっても、
Reykjavikの規模には遠く及ばない小さな街、ゆえに、どの宿でも特に不便ということもなかろうと、宿を決める際にほとんど場所を調べずに、まさにテキトーに予約したのです。予約した「後で」(^^; ホテルの位置を地図上で確認したら、バスターミナルにけっこう近く、「このホテルで正解だった」と思ったのです、が。
その地図を見ると、ホテルとバスターミナルの距離は近いのだけど、その2つの地点を直接結ぶ道路が無いんですね、なぜか。単に「地図がそこまで細かく書かれていないだけだろう」と特に気にもしなかったのですが、いざAkureyriに到着してみると、何か嫌な予感が。もし地図のとおり、直接つながる道路がなく、迂回するように移動しなければならないとしたら、その理由とは・・・・・(‥;

Akureyri空港からタクシーに乗ってホテルに向かうと、街の中心に向かう道路からすぐに離れ、けっこう急な坂道を登りはじめ、嫌な予感が的中(--;
なぜ、迂回する道路しかないのか、理由は簡単、高低差が大きいために道路を作りようが無いのです。街の中心部も、バスターミナルも、フィヨルドの海に近い「平地」なんだけど、予約したホテルは数十メートルも高い丘の上...orz
空港からタクシーに乗ってホテルに向かう時は何の問題も無いんですけどね。MyvatnからReykjavikに戻る際にもAkureyriで1泊する必要がありまして、その際も同じ丘の上のホテルなわけです。そのときは平地のバスターミナルから丘の上まで、20キロ近い荷物を転がしながら、坂を上る必要があるということで。←けっこうキツかった(--;

ちなみに、空港からHotel Eddaまで1700クローナ、およそ1200円相当でありました。

イメージ 1

下から丘の上を見上げたところ。
右側に見える道を上っていくと、左に見えている教会の裏手に出るのですが、そこからさらに同程度の高さを上らないとホテルにたどり着けないのです。
さすがに息がきれました(^^;


イメージ 2

ホテルの部屋の窓から。
左にある、平屋建ての建物内がホテルのエントランス。
晴れていれば、フィヨルドの上のほうが見えるはずなのに、雲が低く何も見えず