凸凹な空気

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アフリカナガバモウセンゴケ

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学名:ドロセラ.カペンシス(Drosera.capensis)
英名:Cape Sundew
葉にある腺毛から出る粘液で虫を捕まえるタイプの食虫植物で、コケという名前でも「苔」の仲間ではなく、高等な双子葉植物。アフリカ・・・という名前のとおり、南アフリカ原産の熱帯性のモウセンゴケ。日本に分布するモウセンゴケ(Drosera.rotundifolia)とはその形も生育環境も違います。熱帯性というと、育てる上では越冬が難しそうな感じを受けるけれど、ウチではずっとベランダに出しっぱなしで、冬は雪が積もったりもしているけれどいたって元気。たしかに、冬は枯れる葉が多いけれど、春になると新しい葉を盛んに展開しはじめます。見た目、ハエトリ草より弱そうな雰囲気なんだけど、実際のところは強健でとても育てやすいです。ウチにある食虫植物の中では最強(笑)。猛暑でハエトリ草がどんどん調子を崩して枯れる株も出てくるような状況でも、この種は枯れることを心配するような状態にはならないんですよね。そして、花も良く咲かせるし、その後は勝手に種子をバラ撒いて、周囲の鉢のあちこちで発芽、いつのまにかモウセンゴケだらけという状況に。今年もハエトリ草とかサラセニアの鉢から、雑草むしりのごとくモウセンゴケを抜いたりしています。
ほとんど雑草のような(笑)。
そんなモウセンゴケなんですが、陽の光があたると粘液がキラキラと輝いて、とてもきれい(^^)。英名の"Sundew"というのは、スバリ!ですね~。

ドロセラ.カペンシスの子株↓
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