凸凹な空気

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虫を捕らえる!

連日の猛暑で人間だけでなく植物にも夏バテの症状が・・・(--;

暑さには強いはずのアフリカナガバモウセンゴケ(以下、ドロセラ.カペンシス←学名です)もバテ気味で、初夏に展開した長い捕虫葉が枯れて、代わりに出てきた新しい補虫葉は皆短い。体力の消耗を軽減するためなのか、それとも本当にスタミナ切れなのか・・・。

まぁ、猛暑・酷暑の頃はいつもこんな様子なので心配はしてませんけどね(笑)

ちょっと前に撮った写真です。↓
イメージ 1

獲物をガッチリ捕まえている状況。
ワナにかかった獲物を掴んで離さない、というと、ハエトリ草が有名ですが、モウセンゴケの仲間も獲物をガッチリと掴むんですよね。ハエトリ草のように電光石火の如き早業ではないですけどね(^^;
そして、種によって捕まえ方もそれぞれで。
この、ドロセラ.カペンシスの場合、ガガンボのような大型の獲物がワナに引っかかると(引っかかった位置にもよりますが)写真のように捕まえます。もっとも、獲物が引っかかってから、ここまで葉が動くのに数時間はかかってしまいます。

ハエトリ草もモウセンゴケの仲間も同じ「モウセンゴケ科」に属する植物。せっかくワナにかかった獲物を逃がすまいという執念(?)はどちらも相当に強いですね。
ちなみに、葉を展開する際の動きにも、ハエトリ草とモウセンゴケの仲間の間に共通性が見られます。

※ハエトリ草はモウセンゴケの仲間から進化したそうです。