凸凹な空気

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ハエトリ草、気絶?!

まだまだ猛暑が続いてますね・・・何もしなくても汗が噴出すような暑さ。
カンベンして欲しいところです・・・

さて、この猛暑でベランダの植物も夏バテしているものが多数発生。
食虫植物ではハエトリ草が相当調子を崩しています。強そうな姿かたちをしているものの、暑さにはめっぽう弱く、無事に夏を越せるかどうかハラハラさせられます。
温帯の気候区分の地に自生する植物なんだけど、関東平野の夏はハエトリ草にとって暑すぎるということなのでしょう。サラセニアやモウセンゴケ(の仲間)がなんとか持ちこたえている中で、ハエトリ草はバタバタと枯れていくことが...。
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ハエトリ草が調子を崩すと捕虫葉が閉じるスピードが遅くなったりするのですが、先日、捕虫葉に刺激を与えても全く反応しないものがありました(‥;
(本来、わざわざ葉に触れて閉じさせることは、ハエトリ草にとって負担となります。)

体力を相当消耗しているので、スタミナを補給してやろうとしたわけなんですけどね。
調子が悪い時に実施して効果があるかどうかわからないし、あるいは逆効果になってしまうのかもしれないけれど、まずは試してみようというわけで。その、「スタミナ源」、牛乳を。

牛乳がハエトリ草にとって「肥料」となることは既に確認済み。まさか植えてある用土に牛乳を注入するわけにはいかないので、ティッシュペーパーに牛乳を含ませたものを捕虫葉に与えるという具合。
(ハエトリ草を植えてある用土に対する施肥は通常、禁忌です。)

さてさて、捕虫葉が動かないハエトリ草、1つや2つではなく、ウチにあるハエトリ草のほとんどが同じような状態・・・同じベランダで同じ条件の栽培環境だから当り前といえば当たり前なんですけどね(--;
調子を崩すのを通り越して、最早、気絶状態。

過酷な状況を、出来る限り体力を温存しながらやり過ごそうという植物の自己防衛反応なのでしょうか。

なんとか猛暑に耐えて、秋に復活してくれることを願うばかりです。