凸凹な空気

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昨晩の満月

久々に晴れた昨日。しかも、満月。
これは、撮ってみるしかないでしょう・・・ってことで、再び月の撮影を。

南中に近い時刻を狙って外に出てみると、自分の家が邪魔で月が見えない(^^;

月が移動した頃合をみて、再びカメラと三脚をもって外にでてみると・・・
月が厚い雲に隠れているorz...

もしかして、今晩はもうダメかな・・・ってことを思いつつも廻りを見回すと、全天がベタ曇りというわけでもなく、雲の切れ間もあって、しばし雲がきれるまでそのまま待機。

想像よりも上空の雲の動きが早く、それほどまたずに月が出てくる。けど、薄雲がかかっていて少しばかりおぼろげな感じ。とはいっても、月そのものを撮るのが目的ではなくて、月と同じ大きさの被写体(太陽)を撮るための、システム選定が目的だからと月にレンズを向けてみる。

EOS 40Dに70-300mmズーム(テレ端)+ケンコーテレプラスX1.4を付けて、35mm版換算で
670mm相当の画角にて。↓
イメージ 1

コロナの広がりを撮るにはちょうどいいくらいかな、と。

テレプラスを接続することによる、EOSシステム動作の状態がちょっと気になってたんけど、TTL測光もok、AFも(被写体にもよるけれど)動作。画質の低下もそれほど悪くなく、けっこう使えるなぁという印象。ただ、月面上ではAF動作不可で・・・これは満月でコントラストが良くないうえに薄雲がかかってさらにぼんやりとした被写体の状態によるもののようで、月の輪郭部分ではAFが動作可能。けど、今回はマニュアルでフォーカシング。
やはり、薄雲のせいなのか、テレプラス接続による光量低下の影響なのか、ピントの山がややつかみにくかった。
今回使った望遠レンズは手ブレ軽減機能が付いてるタイプで、ファインダーをみながらシャッター(リモコンケーブル使用)を半押しすると、被写体の月がファインダーの中でふわっと動くことがあって、やはり三脚固定時は手ブレ軽減機能はoffにしておいたほうが無難かな、と。

んで、次はフィールドスコープとCOOLPIX4500の組み合わせ。↓
イメージ 2

こちらも、薄雲ありの状態。
EOSで撮ったものと月の色が違うのは、カメラの色温度表現のクセによるもので、実際に眼で見た月の色はどちらも同じ。どちらのカメラも色温度(カラーバラス)はオートで撮ってます。実際の色により近いのはEOSのほうかな。
フィールドスコープとCOOLPIXの組み合わせは、フレームいっぱいに近いくらいの拡大撮影が出来るから、内部コロナとかプロミネンス狙いに使えそう。

直接、太陽を狙うのは、この2組でほぼ決定。
あとは、実際に太陽をテスト撮影してみなくては。