凸凹な空気

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東京メトロ銀座線の新型車両

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今年、4月11日より営業運転開始した、東京メトロ銀座線の新型車両。
現在の銀座線の主力車両が登場してから20年あまり、
そろそろリニューアル工事がはじまるかな?
リニューアルするとしたら、直流モーターを使ったチョッパ制御からVVVF制御に改造されるんだろうなー・・・
なんて思っていたら、東京メトロから「新型」導入のニュースにびっくり!
しかも、そのデザイン・スタイルがとても銀座線らしい、nice!な雰囲気。
東京メトロにgood job!と拍手を送りたい。
何が銀座線らしいかというと、写真を見るとわかるとおり先代の主力車両にそっくりなんですよね。カラーリングもさることながら、「おでこ」にあるヘッドライト、アンチクライマー風の正面ステップ、そしてそして、丸いテールランプが左右に1つずつ。このテールランプの存在が「銀座線(の電車)らしさ」に特に効いてますね。この新型車に対する東京メトロの力の入り具合も相当なもので、ほぼ同時期、東西線・千代田線の両線に新型車がデビューしているのだけど、どちらも「新型車両が登場します」という程度の「お知らせ」をさらっと流した程度なのに、メトロのオフィシャルホームページにこの新型車のスペシャルサイトを設けたり、テレビCMでも新型車のデビューを告知したり、他の新型車との扱いの「差」が小さくありません。
メトロとしては、今回の新型車をデザインするにあたって、銀座線開業当時の「色」の再現にこだわったとのことで、車体のカラーリングの「黄」色はその開業当時走っていた電車と同じ色なのだとか。けれど、この電車の形を見ると20年ほど前まで走っていた、
2000形電車にそっくりなんですよね...私としては、1本だけでも、その2000形電車と同じオレンジ色の新型車を走らせて欲しいなぁ、と思うのです。

この新型車両(1000系)、しばらくは1編成のみの運転とのこと。
(従来同様の円筒型をした)電動機を装備した2軸ボギー台車としては初めての操舵機構、パワーアップした超薄型空調装置等々、新しい設備・技術もてんこ盛りのこの電車、いきなりの量産はせず、しばらく営業運転をして、問題点の有無を確認後に(要改善点があれば、それをフィードバックして)量産体制に移行するのでしょう。

運転席まわりを見ると、将来、ワンマン運転することを前提としたデザインになっているので、銀座線へのホームドア設置も近い、ということなんだろうなぁ。
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