ケータのシロワニ
今回は海ネタです。ケータ(小笠原諸島の聟島列島)の水深5~7m程度の浅いところにある、通称「サメ穴」。文字通り、サメが住み着いている穴、というかアーチ状の岩の下です。
写真中央の怖そうな顔をしたサメの名が「シロワニ」。
英名「サンドタイガーシャーク」。
尖った鼻先、鋭い歯で見るからに獰猛で怖そうなサメなんでありますが、実はとてもおとなしい・・・というか穏やかな性格のサメだそうで、こちらからちょっかいを出さないかぎり、人を襲うことは全くないということで。けど、その「いかにも」なサメらしい強面と大きな体で迫力は相当なもの。それゆえ、ダイバーに人気が高く、この時もこのシロワニ目当てで潜ったのです。
「人を襲わないから大丈夫」と思っていても、自分の方に近づいてくるとついつい後ずさりしてしまいますね(^^;
私のほうへどんどん近づいてくると、さすがにかなりのドキドキもの。しかし、すぐ目の前まで来ると、だいたい1~2mほどのところかなぁ・・・そこで悠々と反転。「ホッ」としますねぇ(^^;。
しかし、このサメのスタイルの格好良さにホレボレなのであります(^^)。
この写真で5~8mくらいの距離かなぁ。サメの体長はおそらく2~3m程度。大迫力ですよ。
水族館と違って、観客とサメの間に分厚いアクリル板なんてありませんし、手を伸ばせば噛み付かれそうな距離・・・じゃなくてホントに噛み付かれそうですから。
水族館と違って、観客とサメの間に分厚いアクリル板なんてありませんし、手を伸ばせば噛み付かれそうな距離・・・じゃなくてホントに噛み付かれそうですから。
この写真を撮ったのは12年ほど前なので、もうこの個体はここにいないだろうなぁ・・・。
ちなみに、岩の天井にはりついているのは「カノコイセエビ」。大型のイセエビです。