凸凹な空気

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キバナヘイシソウの開花

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咲きました(^^)

けど、ずいぶんと変な形の花だと思われるでしょうねぇ(^^;
この独特の形から、知ってる人ならば「あれだな」とすぐにわかるはず。

和名は「キバナヘイシソウ」。文字通り、黄色い花の瓶子草(ヘイシソウ)ということですね。「瓶子」というのも、なかなかなじみが無い単語ですが、Wikipediaによると、
「壷の一種で、口縁部が細くすぼまる比較的小型の器形のものをいい、主として酒器として用いられた」と。ちなみに英語名は"pitcher plant"で、こちらのほうが、この植物の形を如実に語っていると思います。

けれど、日本においては、ヘイシソウよりも、ピッチャープラントよりも、学名の「サラセニア(Sarracenia)」のほうが通じますね。園芸店(ホームセンターも)では「サラセニア」で売られています。

サラセニアって何だ?というと、北米原産の食虫植物です。食虫植物とは言っても、ハエトリ草とは違って、特に葉が動くということはありません。今回は、まだ葉の新芽が出始めたばかりでちゃんとした形になっていないため写真は撮れてないので、「サラセニア」で検索してみてください。たくさんの画像がヒットすると思います。
ちなみに、このキバナヘイシソウは「サラセニア・フラバ(Sarracenia.flava)」です。

この花、意外にも爽やかなカンキツ系の良い香りがするんですよね。この妙な姿からは想像しがたいのですが、私も花に顔を近づけた時にビックリでした。